突然の処置

珍しく看護ネタいきます。一応看護師なので。    今日は遅出でまぁいわばフリー業務。入院を取るときもあれば緊急オペが付くこともあります。病院へ行くと入院もオペも付いてなかったのでラッキーと思いながら仕事してると急遽ある患者さんがPEIT[経皮的エタノール注入]することになり初担当させてもらった。

ちなみにPEITはうちの病院で年間ごく数例しかありません。肝ガンの場合腫瘍の大きさが3cm以上か以下を目安にして治療が変わり、3cm以下の場合はたいていRFA、MCT、TAE、が実施されます。勿論例外もありますし肝予備能や年齢的なところも考慮されますが。今回のような3cm以下の腫瘍でうちでは稀なPEITの場合いつもはどうしてるのか知らないけれどOP室ナースじゃなく突然病棟スタッフが介助に付くことに。必要物品も何を用意すればいいのか誰も知らず、そんなマニュアルもなくとりあえず色んな人の話を聞きながら予想で準備して2Fのエコー室へと。[ちなみに外科は6F]
始まるや否やDrにあれこれ物品を要求されるもそんなものは準備しておらず、もう一人の病棟看護師さんと交互に取りに走り回り散々でした。あげくにかなり叱られまぁ大変でした。何とか無事終わりましたが 。とりあえず次の時を考え病棟用に必要物品マニュアルを作成して帰ってきました。


妙なことに最近は珍しかったり滅多にない出来事がよくふりかかってくる。その分よく勉強になってありがたいけれど楽じゃないですわな〜。次またPEITがあればリベンジしてやる。