2011 長崎ペーロン選手権大会

大会から一夜あけ、眠気と筋肉痛に悩まされた管理人です。それだけ大変な遠征だったということでしょうか。

昨年の長崎ペーロン大会から1年、昨年の経験と反省を生かし練習に励み当日に臨みました。体調的には遠路からのため完璧とは言えませんが、昨年の件があったのでチームのモチベーションも非常に良く、いい感じで当日を迎えることができました。


予選1戦目から地元の強豪チームと競ることになりましたが4分46秒というコースレコードを記録し無事1着でゴール。波もほとんどなかったのでタイムが出やすい環境だったのだと思います。ターンは攻めずにあえて無難なターンで多少のタイムロスはあったと思いますが、漕ぐ感覚やスタミナなど特に問題のないことも予選で分かりました。うちのチームは予選は多少動きがかたいので何となくこの日の予選もそんな雰囲気でしたが、なかなかのタイムを出せ雰囲気も上々だったように思います。

準決勝は予選よりも更に強豪が揃い、昨年優勝した戸泊チームもいました。そんな中でのレース、ターンまでは特に問題なくある程度のリードを保ったままターンへ。ターンはやはり大回りとなりターンが終わった地点では逆に戸泊チームにリードを許す展開となっていたそうです。が、そこからまた直線に入ると逆転して結局2秒差で1着に。さすがに昨年の優勝チームだけあって簡単には勝たせてもらえませんでしたが、接戦になっても動じずにキャッチ出来る磯風もさすがだったと思います。リラックスして漕げたのか実況アナウンスも耳に入ってきました。

相生市の南風チームや昨年秋から交友を持つ牧島チームなどの強豪と決勝で並べることになりました。コースは2コース。予選で走ったコースなので正直ラッキーでした。ブイの位置が頭にインプットされていたので、艇の方向を定めるのもとても合わせやすかったように思います。レースそのものは準決勝同様にターンまでは差をジワジワと広げることが出来ましたが、ターンで詰められまた直線で突き放す形となりました。前半は各チームともに大きな波を受けたようでが、個人的には体幹ブレず焦らず漕ぐことが出来ました。雰囲気を楽しみながら尚且つ集中して漕げたと思います。


今年の長崎ペーロン大会は昨年以上にハイレベルでかなりの接戦が続きました。またタイムもかなり上がっていました。この1年間相当練習されたんだと思います。環境的にも良かったせいもあるかもしれませんが単純に漕ぎのレベルアップが図れたんだと思います。

違う環境、遠路遠征でのコンディション、スプリントレースからロングレースへの移行、艇の違いなどなど様々な問題がありながらもいずれも克服出来たことが今後チームにもたらすものはとても大きいと思います。またひとつ強くなれたようにも思います。

うちのチームとしては、昨年の長崎大会が終わってから牧島チームと交流を持つことができ、互いにレベルアップに努めました。牧島チームは昨年準決勝敗退という結果でしたが、今年は決勝に進出し一緒に艇を並べることになりました。とても嬉しいことでした。僕らがお伝えしたことがチームにいい影響をもたらしていたら幸いです。最初に牧島へ練習会へ行ったときの皆さんの緊張した姿が今でも頭から離れませんが、今ではこうして深い友好を築くことができ、とても光栄なことです。一緒に飲む機会があればまたご一緒していものです。でも多分潰されるので正直怖いです。これからも宜しくお願いします。

今大会に臨むにあたり、多くの方のサポートをいただきました。レースに集中することが出来たのも、こういった方々の支えがあってのものです。そういった意味でとても感謝しています。まさにスペシャル サンクスです。ありがとうございました。

今後長崎チームの中で1位となった福田西部地区は来年香港で行われるドラゴンボート大会に出場されるそうですね。ナショナルチームもいたりCCWCレベルのクラブチームもいたりでかなりレベルの高い大会となっているようです。きっといい結果を出してくれると思うので応援しています。頑張ってきてください。

そして我がチームは今月末の関空大会、その後は海外へとシーズンはまだ続きます。これからも気持ちを切らさずにみんなで頑張っていきましょう。

おわり