舞い上がる…

朝を迎え電車を乗り継いで国立スポーツ科学センターに到着。門をくぐらずともかなり広大な面積を有する施設であることが見てとれました。ドキドキわくわくしながら正門をくぐり施設内へ。至るところに五輪マークが掲げられ、歴代の公式ウェアが展示され、過去メダルを撮った選手の写真やサインがが飾られ…まさにオリンピックづくしの施設でした。




で、今日の予定は検診、フィットネスチェック、ドーピングテスト、メンタルテスト。朝から夕方までぎっしりと予定が詰め込まれていました。検診は専門医がしっかり診てくれてましたが、他の競技と比較してもドラゴン選手の心臓がデカイことに驚かれていました。肺活量も皆5リットル前後とさすが日々のトレーニングが証明されました。



採寸作業もありましたが、ジャージ、ウインドブレーカー、トレシュー、革靴、スーツ、キャリーバッグなどなどが支給されるということでもうウハウハです。しかもどのグッズにも五輪マーク入り。そこらでは手に入らないものばかりですからテンション上がりまくりです。いくらマイナースポーツと言えど、五輪マーク付けて試合する選手なんて限られてますからね。かなりの優越感。



施設の中にはあらゆる競技の強化指定選手がたくさん居て、同じ空間に自分達も居る。施設スタッフの方々は僕等のことをずっと”〇〇さん”でなく、”〇〇選手”と呼んで下さったり改めてデカイことをやらかしたんだなと感じました。



田舎もん丸出しでしたが、時間がある時は施設をウロウロと…施設内には各競技の専門トレーニングルームがあるんですが、初めてシンクロの練習見たり、カヌーの研究施設見たりそりゃもうすごかったっす。




たださすがに五輪だけあってドーピング体制がすごい。今日の検査はともかく今後は一アスリートとして、日本アンチドーピング機構(JADA)に常日頃の自らの所在を報告しなければならないという徹底ぶり。その理由は抜き打ちドーピングに訪問するためだそうです。気分よくさせてもらった一方で、アスリートとしての意識を改めて感じさせられました。




でもいいもの見せてもらい最高に舞い上がった一日でした。



また兵庫へ帰って現実に戻ります。夢のよな一日だった。でも、夢じゃない。