日本選手権②

今年の日本選手権、オープンカテゴリーは昨年決勝に進出したチームの内、今年も出場しているのはうちのチームだけ。昨年大会はアジア大会出場を懸けて死に物狂いだった大会であったことが分かります。かと言って今年がどうでも良い大会という訳ではなく、我がチームにとってはまた特別な大会でした。そんな大会でまた優勝出来たことを本当に嬉しく思います。

接戦、、、というレース模様でなく、うちのチームが独走になるレースだったので観ている方からすれば面白くなかったかもしれません。ただ今年は強い勝ち方にこだわった大会であり、一年でした。(まだまだ一年終わってませんが・・・)各大会を経て今シーズンに入り、さらに深みを増したチームでより強くあることを求めてきました。それを今大会で表現できたのではないかと思っています。


混合カテゴリーは例年接戦ですが、今年は更に接戦でした。ゴール付近がどのような感じだったか分かりませんが、100メートル手前で見ている感じでは1メートルの間に3チームがいるように見えました。そこで勝敗を分けるのは精神力になってくると思います。昨年の王者“関西龍舟 シンバ”を抑えこみ新チャンプになられた“トリッドストーム”の皆さんおめでとうございます。ナイス男気です。また来年も激戦を期待しております。


女子は今年から参戦の“武庫川 KAYAK CRAZY”凄かったです。主力不在、メンバーが2人足りない中で素晴らしい漕ぎを見せてくれました。初戦は蛇行しながらでしたがアップからレースに至るまでこれまたすさまじいエネルギーを発揮してましたね。結果的には準優勝と、納得できない結果であったかもしれませんが、是非また来年参加して欲しいです。本業のカヌーの方も今後更なる高みを目指し邁進して下さい。そして優勝は“SUPER DOLPHIN”でした。色んな状況があり完全燃焼でなかった大会かもしれませんが、7連覇はさすがですね。お疲れ様でした。




大会が終わったのですが何とか写真を2枚だけ撮りました。なので少しだけ貼りつけておきます。


スタート地点を上から撮りました。並べてあるバルーンの間を奥に向かって250メートル漕ぎます。結構間隔が狭いし、川の流れが特殊なのでコースアウトする艇が続出します。コースアウトしなくても、真っ直ぐになかなか走ることが出来ないこともあり上手いこと舵取りしないと接戦で泣きます。スタートの瞬間はその場にいる者にしか分からない独特の雰囲気があります。これは他の大会とはまた違うものなので、是非その場に行ったことがない人も行っていただきたいと思います。



ゴール地点。木が邪魔でちゃんと撮れていませんが、250メートルのスプリントレースは接戦になることが多いです。ちなみにこの写真では、どちらかの艇がレーンアウトして隣のレーンに入り込んでいます。結果失格になっていました。こういったシーンも大川ならではの見所と言うか何と言うか。